排熱発電の研究開発(火力発電所・ごみ焼却場・工場等の250℃程度の排熱利用)
当社は、250℃程度の排熱を利用して最大約400w/m2の発電を可能にする技術の開発を進めています。太陽光発電の発電力は、通常タイプで150~200w/m2ですが、当社は、安価な凡庸ペルティエ素子を1平方メートルあたり400個を使用することにより、上記最大約400w/m2(凡庸のペルティエ素子(40×40mm)を使用した基礎実験にて最大約1w/個の発電に成功しています)が可能です。さらに、太陽の日照時間は、年間平均1,000hですが排熱は、24h/日×365日/年=8,760hが利用可能です。したがって、1平方メートル当たりの太陽光発電量200,000wh/年に対し、当社排熱発電技術は、3,504,000wh/年と17.52倍の発電量を得ることが可能になる技術です。
新型コロナウィルス感染予防のための研究開発
当社は、フジライン1型抗菌タイプ(黄色ブドウ球菌等様々な菌に対し抗菌力を有します。)を製品化しております。この、フジライン1型抗菌タイプをさらに進化させ、新型コロナウイルス等ウイルスまでに抗菌対応する製品の開発を進めております。フジライン1型抗菌タイプに光触媒を添加、光触媒が生成するOHラジカルやスーパーオキサイドアニオン(O2-)の酸化力によりウイルスを死滅させる塗布型の壁材及び床材の開発を行い、又、紫外線を活用したシステムの開発により、少しでも新型コロナウイルス等及び未知のウイルスへの対策として感染リスクの低減が可能になるような製品の開発中です。
災害対策の研究開発
フジラインは、多機能ポリマーセメントモルタルです。この多機能性を活かし、ポリエチレン繊維(メッシュタイプ等)・鉄筋・炭素繊維等との組合せにより既設木造住宅等の耐衝撃性・防水性・靭性を増加し、災害に強いリフォームを目指します。
CO2分解・次世代エネルギ化研究
当社は、排熱発電とともにCO2の分解及びエネルギー化の研究も行っております。
l研究開発実績
☆ハイタフネス工法 熊本大学・長崎大学・東洋紡 (世界文化遺産長崎市端島(軍艦島)にて工法採用)
☆光触媒添加型フジライン1型(汚れ防止対策)研究開発(熊本大学)
☆防音材(泡モルタル) NPO法人廃棄物再資源化研究会(会員 熊本大学・崇城大学。東海大学・八代高専・太平洋マテリアル・大阪住 友セメント・九電)2014年解散
☆屋上緑化ポーラスコンクリート(廃ガラス発砲軽量骨材使用) NPO法人廃棄物再資源化研究会